この記事は、0〜6歳の子どもを連れて、エスコンフィールドHOKKAIDOで初めて野球観戦するパパママに向けて書いています。

結論からお伝えすると、子連れエスコン観戦で大切なのは「最後まで試合を見ること」ではありません。
- 観戦チケットと一緒に駐車場も確保する
- 通路へ出やすく、ベビールームへ移動しやすい席を選ぶ
- ベビーカーと抱っこ紐を移動距離で使い分ける
- 子どもの食事と音対策を準備する
- 子どもが限界を迎える前に帰る
この5つを先に決めておくと、現地で判断する回数が減り、親の負担もかなり軽くなります。
私自身、これまでにバックネット裏の通路側、1塁側・3塁側のダグアウトクラブ、ダイヤモンドクラブなどを利用してきました。
2026年6月には、0歳11か月の息子と1塁側内野席で日曜デーゲームを観戦しています。
そのときは3回頃に到着し、8回表終了後に撤退しました。
この記事では、その実体験と公式情報を分けながら、初めての子連れ観戦で「行ってから困る」を減らすための段取りをまとめます。
まず確認|子連れエスコン観戦の結論
| 確認項目 | 先に決めておきたい事 |
|---|---|
| 対象年齢 | 0〜6歳。特に乳幼児は短時間観戦を前提にする |
| 駐車場 | 試合日は事前購入が必要。観戦券と同時に確認する |
| 座席 | グラウンドの見やすさより、通路側と移動距離を優先する |
| ベビーカー | 長距離移動と昼寝には便利。混雑した館内は抱っこ紐が動きやすい |
| ベビールーム | 1F・2F・3Fに各1か所。座席と同じ階の場所を保存する |
| 子どもの食事 | 適度なお菓子、離乳食、ミルク、マイボトルは持ち込み可能 |
| 音対策 | 音が苦手なら子ども用イヤーマフを検討する |
| 撤退 | 帰る時刻またはイニングを出発前に決める |
子連れ観戦では、「困ってから対応する」より「困る前に席を離れる」方がうまくいきます。
出発前に決める5つのこと
子どものチケットが必要か確認する
試合日のエスコンフィールドは、小学生以下の子どもであれば、座席を使わない入場は無料です。
ただし、同伴する保護者にはエスコンフィールド入場券などが必要です。
指定席で観戦する場合は、次の点に注意してください。
- 4歳〜小学6年生は座席チケットが必要
- 4歳未満でも、子ども用の座席を使う場合はチケットが必要
- 3歳以下を膝上で観戦させる場合は、子ども用座席を使用しない
- MAIN LEVELとSTAR LEVELのスタンド席には子ども価格がある
- ダグアウトクラブやダイヤモンドクラブも4歳以上はチケットが必要
0〜1歳で長時間の膝上観戦を考えている場合は、子どもの体重だけでなく、親が何時間抱っこできるかも判断材料にした方がよいです。
駐車場は観戦チケットと同時に確認する
試合日にFビレッジ内の駐車場を利用するには、事前に駐車券を購入する必要があります。
予備のおむつ、追加の着替え、帰り用のおやつなどは車に分けられます。
ただし、駐車位置によっては車との往復に時間がかかるため、観戦中に必要になる分は入場時に持ち、車内の予備は帰宅時用と考えてください。
子連れでは、当日になって空いている駐車場を探す方法はおすすめしません。
- 子どもが車内でぐずる
- 試合開始が近づいて焦る
- 荷物を持って長距離を歩くことになる
- 帰り道が暗く、雨や寒さの影響も受ける
公式駐車場が取れなかった場合は、民間の予約駐車場、公共交通機関、送迎を比較します。
民間駐車場を選ぶときは、球場までの直線距離だけでなく、歩道、坂道、横断歩道、夜間の明るさ、ベビーカーで通れる道かまで確認してください。
詳しい選び方は、別記事にまとめています。

座席は「見やすさ」より「出やすさ」で選ぶ
小さな子どもとの観戦では、座席から何度も移動する可能性があります。
- トイレ
- おむつ替え
- 授乳やミルク
- 食事の購入
- 子どもの気分転換
- 大きな音からの避難
そのため、初めての子連れ観戦では、中央の席より通路側を優先した方が動きやすいです。
ただし、通路側なら何でも楽とは限りません。
0歳11か月の息子と内野席の通路側で観戦したときは、自分たちが席を立ちやすい一方、内側の人が通るたびに体をよける必要がありました。
子どもが膝の上で寝ていると、抱き直しながら通路を空けることになります。
可能であれば、次の順で確認してください。
- 通路の端に近いか
- 同じ列の内側に何席あるか
- 最寄りのベビールームと同じ階か
- トイレやコンコースへ出やすいか
- 子どもを抱えたまま階段を移動しなくてよいか

子連れ向け座席の松竹梅
| 案 | 座席の考え方 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 松 | ダグアウトクラブ、ダイヤモンドクラブなど | 専用ラウンジへ移動でき、飲食の行列も減らしやすい | チケット代が高い。席やラウンジの種類で条件が異なる |
| 竹 | 1F・2Fの通路側で、ベビールームへ移動しやすい席 | 移動と見やすさのバランスがよい | 試合や場所によって価格が変わる |
| 梅 | 3F STAR LEVELの通路側 | 子ども価格を使いやすく、費用を抑えやすい | 1Fの充実したベビールームや出口までの移動が長くなりやすい |
一番おすすめするのは「竹」です。
一般家庭が毎回使いやすい現実的な価格帯で、子どもがぐずったときも動きやすいからです。
予算に余裕がある日や祖父母を含む観戦では、ダグアウトクラブやダイヤモンドクラブも選択肢になります。
ダグアウトクラブは専用ラウンジでビュッフェとドリンクを利用できます。
屋内へ移動できる点は子連れに助かりますが、公式案内では専用入口から階段を下りる動線になっています。
ベビーカーや大きな荷物がある場合は、購入前に入場動線を確認してください。
ダイヤモンドクラブは、オールインクルーシブエリアとフリードリンクエリアでサービスが異なります。
「高い席だから食事がすべて含まれる」と一括りにせず、購入する席の特典を確認しましょう。


ベビーカーと抱っこ紐を移動距離で決める
エスコンでは、ベビーカーの持ち込みと当日無料レンタルの両方が可能です。
無料レンタルはTOWER 11 GATEとCoca-Cola GATEで行われていますが、台数に限りがあります。
現地レンタルだけを前提にすると、混雑時に借りられない可能性があります。
持参したベビーカーは、各階コンコースのベビーカー置き場を利用します。
座席の横まで持って行けるとは限りません。
私の考えでは、次の使い分けが現実的です。
| 条件 | 向いている移動方法 |
|---|---|
| 公式駐車場から短距離、0〜1歳、荷物少なめ | 抱っこ紐を基本にする |
| 民間駐車場や駅から長く歩く | ベビーカーを持参する |
| 子どもがベビーカーで昼寝しやすい | ベビーカーを持参する |
| 試合終了前後の混雑を避けて早めに帰る | ベビーカーも使いやすい |
| 試合終了まで残る予定 | 館内移動用に抱っこ紐も用意する |
我が家が0歳11か月で観戦した日は、公式P3駐車場、小さめリュック、抱っこ移動という条件だったため、ベビーカーなしで動きやすく感じました。
ただし、これは全家庭の正解ではありません。
歩く距離が長い場合や、抱っこで昼寝できない子どもにはベビーカーの方が楽です。
帰る時間を試合前に決める
野球は終了時刻が決まっていません。
「子どもが泣いたら帰る」では、すでに親子とも限界を迎えていることがあります。
出発前に、次のどれかを決めておくと判断しやすくなります。
- 7回終了で帰る
- 8回の表か裏が終わったら帰る
- 16時までに席を立つ
- 子どもが昼寝から起きて機嫌が崩れたら帰る
- イヤーマフを嫌がり、大きな音で泣き続けたら帰る
- 食事や水分が取れなくなったら帰る
我が家は日曜デーゲームで8回表終了後に席を立ち、1Fベビールームでおむつを替えてからP3駐車場へ向かいました。試合終了後の大きな人波より前に動けたため、出庫まで比較的スムーズでした。
試合を最後まで見られなかったとしても、子連れ観戦として失敗ではありません。「また来られる余力を残して帰る」ことを優先した方が、次の観戦につながります。
実際の流れは、こちらで詳しく紹介しています。

入場時に使える未就学児連れの優先レーン
リポビタンGATEには、未就学児と一緒に来場する家庭が利用できるプライオリティー(優先)レーンがあります。
対象は小学生未満の子どもと一緒に来場する人で、利用できるのは一般開場時間からです。先行入場用ではありません。
一般レーンが混雑している日は助かる可能性があるため、未就学児連れはリポビタンGATEの案内を確認してください。
ベビールームは1F・2F・3Fに各1か所
エスコンフィールドのBABY ROOMは各階に1か所あります。
| フロア | 場所 | 主な設備 |
|---|---|---|
| 1F FIELD LEVEL | 1塁側 Sec.109〜110付近 | 授乳室3室、おむつ替え台7台、調乳用温水器、紙おむつ回収ボックス、電子レンジ、ハイチェア |
| 2F MAIN LEVEL | 1塁側 Sec.207〜210付近 | 授乳室2室、おむつ替え台2台、調乳用温水器、紙おむつ回収ボックス |
| 3F STAR LEVEL | 3塁側 Sec.333付近 | 授乳室3室、おむつ替え台2台、調乳用温水器、紙おむつ回収ボックス |
離乳食を温めたい場合は、電子レンジが案内されている1Fベビールームを最初から候補にしておくと安心です。
各階の一部の多目的トイレにも、おむつ交換台があります。
おむつ替えだけなら、座席から遠いベビールームまで移動するより、近くの設備で済ませられる場合があります。
実際に1Fベビールームを使って感じたこと
0歳児との観戦では、帰宅前に1Fベビールームを利用しました。
実際に確認できたのは、おむつ交換台、手洗い場、電子レンジ、試合を確認できるモニター、紙おむつ回収ボックスです。
扉が閉まると、コンコースよりかなり静かに感じました。
歓声が完全に聞こえなくなるわけではありませんが、おむつ替えやミルクのために親子が一度落ち着く場所として助かります。
ただし、ベビールームは休憩所ではなく、授乳やおむつ替えなどを必要とする家庭のための場所です。
長時間の滞在は避け、混雑時は譲り合って利用しましょう。
子どもの飲食物は何を持ち込める?
エスコンフィールドは原則として飲食物の持ち込みが禁止されていますが、子ども用については例外があります。
公式に持ち込み可能と案内されている主なものは、次のとおりです。
- 子ども用の適度なお菓子
- 離乳食
- ミルク
- マイボトル
- アレルギーがある人用の飲食物
一方、ビン、缶、ペットボトル、一般的な飲食物は持ち込み禁止です。
「子どもが食べられる球場グルメを現地で探す」だけでは、行列や売り切れで食事が遅れる可能性があります。
乳幼児には、普段から食べ慣れた離乳食やおやつを準備しておく方が安全です。
大人の食事は、試合開始直前やイニング間を避けて購入すると動きやすくなります。
パパかママの一人が子どもと待ち、もう一人が買いに行く形にすると、家族全員で行列に並まずに済みます。
各階にはウォーターサーバーやウォータークーラーも設置されています。
紙おむつ、おしりふき、ミルク、離乳食などは、Fビレッジ内「THE LODGE」2FのAINZ & TULPE F BEAUTYでも販売されています。
ただし、在庫や取扱商品は変わるため、現地調達だけを前提にはしない方がよいです。
エスコンは原則キャッシュレス
エスコンフィールド内では、飲食やグッズの支払いに原則として現金を使えません。
クレジットカード、電子マネー、コード決済など、当日使う方法を出発前に決めておきましょう。
スマートフォンでチケット表示と決済の両方を行う家庭は、充電切れが大きなトラブルになります。
- スマートフォンを満充電にする
- モバイルバッテリーを持つ
- 観戦チケットと駐車券をすぐ表示できるようにする
- 家族のどちらか一人だけに情報を集めすぎない
服装は球場内より駐車場からの移動を基準にする
エスコンフィールドには開閉式の屋根がありますが、駐車場、駅、バス乗り場から入口までの移動は屋外です。
北海道では、春と秋のデーゲームでも帰宅時に気温が下がることがあります。
夏は球場内より、駐車場から歩く時間や屋外施設で暑さを感じる可能性があります。
- 脱ぎ着しやすい薄手の上着
- 子どもの着替え
- 汗拭き用のタオル
- 夏の帽子
- 雨の日のレインカバーや雨具
- 春・秋の帰宅用ブランケット
厚手の服を1枚着せるより、薄手の服を重ねて調整できるようにした方が対応しやすいです。
子どもが座席を嫌がったときのプランB
子どもが野球に集中できなくても、不思議ではありません。
年齢ごとに、座席以外の逃げ先を考えておきます。
0〜1歳|まずはベビールームかコンコースへ
赤ちゃんが泣いたときは、無理に座席であやし続けず、一度コンコースへ出ます。
おむつ、空腹、眠気、暑さ、大きな音のどれが原因かを確認し、お世話が必要なら最寄りのベビールームへ移動します。
我が家の観戦では、イニング間よりもイニング中の方がコンコースを移動しやすく感じました。
イニング間はトイレや売店へ向かう人が一斉に動くためです。
2〜3歳|短い散歩とおやつで切り替える
2〜3歳では、長時間同じ席に座り続けるのは難しいことがあります。
- コンコースを少し歩く
- 混雑しにくい場所で水分を取る
- 食べ慣れたおやつを食べる
- パパとママが交代で付き添う
最初から「1イニング見たら少し歩く」くらいのつもりでいた方が、親も焦りません。
4〜6歳|PLAYLOTを使うか事前に決める
リポビタンキッズ PLAYLOT by BørneLundは、6か月〜小学6年生が対象の屋内外の遊び場です。
試合日はエスコンフィールド入場券付きのチケットが販売され、事前購入と当日券があります。
ただし、料金や営業時間はシーズン、デーゲーム、ナイターで変わります。
PLAYLOTを「子どもが飽きたら、その場で入ればよい」と考えるのではなく、利用する可能性が高い家庭は、事前に当日の料金と販売状況を確認しておきましょう。
大きな音と打球への備え
試合中は、応援、音楽、演出、ホームラン時の歓声などで、急に大きな音が鳴ります。
大きな音が苦手な子どもには、子ども用イヤーマフを検討してもよいです。
ただし、当日初めて装着すると嫌がる場合があります。
購入した場合は、自宅で短時間試してから持って行きましょう。
イヤーマフを使っても、子どもが怖がる場合は無理に座席へ戻さず、コンコースやベビールームへ移動します。
また、試合前の練習中を含め、スタンドへボールが飛んでくる可能性があります。
子どもを抱っこしているときや、スマートフォンを見ているとき、食事をしているときも、保護者のどちらかは打球の行方を確認してください。
子ども向けポータブルチェアも利用できる
エスコンフィールドでは、子ども向けポータブルチェアを無料で貸し出しています。
主な条件は次のとおりです。
- 貸出台数は20機
- 貸出場所は1F FIELD LEVEL Sec.134付近のTICKET SERVICE
- 利用時間は開場から試合開始2時間後まで
- 1F・2F・3Fの対象座席で利用可能
- 首や腰がすわっていない子どもは利用できない
- 身長97cm超、体重16kg超の子どもは利用できない
- 一部のBOX席やカウンター席は対象外
Fチケで観戦券を購入するときに無料オプションとして追加できます。当日貸出もありますが、台数が少ないため、必要な家庭は事前に確保した方が安心です。
持ち物は座席用と車の予備に分ける
子連れだからといって、すべての荷物を座席まで持ち込むと、足元が狭くなり移動しにくくなります。
最低限、座席へ持って行きたいものは次のとおりです。
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- おむつとおしりふき
- 着替え1組
- 子どもの飲み物
- 離乳食または食べ慣れたおやつ
- 食事用エプロン
- ウェットティッシュ
- 小さなごみ袋
- 抱っこ紐
- 必要な子どもはイヤーマフ
- 音の出ない小さなおもちゃ
予備のおむつ、追加の着替え、帰り用のおやつなどは車に分けられます。ただし、試合日の公式駐車場は一度出庫すると再入庫できません。観戦中に必要になる分は必ず入場時に持ち、車内の予備は帰宅時用と考えてください。
年齢別の詳しい持ち物と、持ち込み禁止物はこちらで確認できます。


子連れエスコン観戦が向いている家庭・注意したい家庭
向いている家庭
- 試合途中で帰ることを受け入れられる
- 通路側や設備への近さを優先して座席を選べる
- 駐車場や交通手段を事前に確保できる
- パパとママが交代で子どもに付き添える
- 野球だけでなく、食事や球場の雰囲気も楽しみたい
注意したい家庭
- 必ず試合終了まで観戦したい
- 子どもが大きな音を極端に怖がる
- 普段の昼寝や就寝時間が崩れると強く機嫌を崩す
- ベビーカーでの長距離移動が必要なのに、帰宅時の混雑対策がない
- 大人一人で複数の乳幼児と大量の荷物を運ぶ
条件が厳しい場合は、最初から短時間だけ入場する、試合がない日に下見する、自宅でテレビ観戦から始める方法もあります。
まとめ|成功条件は「最後まで見る」ではなく「余力を残して帰る」
子連れでエスコンフィールドへ行くなら、次の順で準備すると現地で迷いにくくなります。
- 観戦チケットと駐車場を同時に確認する
- 通路側でベビールームへ移動しやすい席を選ぶ
- 移動距離に合わせてベビーカーと抱っこ紐を決める
- 子どもの食事、飲み物、音対策を準備する
- 座席へ着く前にトイレとベビールームを確認する
- 帰る時刻かイニングを決めておく
我が家の0歳児との観戦では、遅めに到着し、荷物を絞り、通路側を選び、8回表終了後に帰ったことで、試合終了後の混雑に巻き込まれずに済みました。
毎回同じ方法が正解とは限りません。
子どもの年齢、昼寝、座席、天候、駐車位置で、その日の最適解は変わります。
「最後まで見られたか」ではなく、「家族がまた行きたいと思える状態で帰れたか」を、子連れ観戦の成功条件にしてみてください。
よくある質問
親子での野球観戦に関する記事をまとめて確認したい方は、親子で野球観戦ガイドをご覧ください。









コメント